大動脈瘤の症状・予防・治療
大動脈瘤の症状・予防・治療 

動脈硬化などの影響で、動脈の中膜の一部が脆弱になっているところへ、強い血圧がかかると、そこがこぶのように膨らみます。こうしたこぶは大動脈にできやすく、大動脈瘤と呼ばれています。大動脈瘤は放置すると、風船のように膨れて、表面が薄くなり、破裂しやすくなります。原因としては動脈硬化が殆どですが、梅毒を始めとした感染症や大動脈炎、外傷、先天的な血管壁も挙げられます。

大動脈瘤は動脈瘤の発生する場所により、「胸部大動脈瘤」と「腹部大動脈瘤」に分けられます。なお、動脈瘤発症の70%以上は腹部大動脈瘤です。

・大動脈瘤の症状

1.胸部大動脈瘤の場合

初期のうちは自覚症状はありませんが、動脈瘤が大きくなって、ほかの器官を圧迫すると、さまざまな症状が出てきます。気管支を圧迫される事により、咳や呼吸困難、血痰、嚥下障害、胸痛などが現れ、これらの症状が次第に強くなっていきます。

2.腹部大動脈瘤の場合

腹部大動脈瘤がある人は、しばしば腹部の拍動感に気づいたり、おなかに拍動性腫瘤を感じられることがあります。腹部大動脈瘤が破裂した場合は、激烈な腹痛や腰痛が出てきます。

・大動脈瘤の対策・予防策

胸部大動脈の直径は5-6cmになると、破裂の危険性が出てきます。そのため、胸部大動脈瘤の径が6cmを超える場合は、破裂防止のために手術治療が考えられます。 一方、腹部大動脈瘤の場合は、こぶの径が5cmになれば、手術が必要です。

そのため、大動脈瘤の予防や対策としては動脈瘤を大きくしないこと、かつ破裂しないような生活を送る事が重要になります。注意事項としては、血圧を上げないことが重要です。また、適度な運動もお勧めで巣。運動中は血圧は上昇しますが、長期的には血圧を下げる効果があります。運動中に大動脈が膨らむので、大動脈硬化の進行も抑制します。

・大動脈瘤の治療法

胸部大動脈瘤の有無は、胸部X線検査で調べることができます。さらに、胸部大動脈の正確な径を知るために、胸部CT検査が行われます。一方、腹部大動脈瘤の有無は、腹部超音波検査や腹部CT検査によって知ることができます。最終的な治療法としては、外科的な大動脈瘤の除去や人工血管の増設となりますが、大動脈瘤をわずらう患者の多くは高齢者であることから、手術の危険性や心臓や腎臓に関する合併症などを慎重に判断する必要があります。

また、破裂した場合は緊急手術が必要になりますので、すでに大動脈瘤と診断されている患者さんが痛みを覚えた場合は、ただちに専門医の診断を受ける必要があります。破裂後の緊急手術は通常の待機手術より危険性は大変高くなりますので、破裂する前に治療をすることが大切です。

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