脂肪肝の食事療法のポイント
脂肪肝の主な原因とされる「肥満」「アルコール」「糖尿病」の三つのうち、アルコールと肥満が全体の原因のおよそ7割を占めています。

一日60グラム以上(一日換算で3合以上)のアルコールをとり続けた場合、およそ5年でアルコール性肝障害に陥るといわれており、いずれにせよ肝臓に過剰な負担をかけることは、間違いありません。

したがって、アルコール性・非アルコール性の脂肪肝を問わず、アルコールは原則として禁物であることを、よくたたき込んでおきましょう。

もちろん仕事上のおつきあいその他、アルコールを避けて通れない場合もきっとでてくることでしょうから、そのときは多少のおつきあいもやむを得ないかもしれません。

ただし最終的に脂肪肝を治すためにも、まずは禁酒を視野に入れた「断酒」からスタートするようにしましょう。

たとえば、「一日飲んだら、次の三日間はアルコールを入れない」というように自分なりにルールを決め、アルコールから遠ざかる期間を少しづつ増やすようにします。

アルコール 通常のアルコール性脂肪肝なら、2~4週間程度の禁酒だけでほぼ完全に治りますので、まずは数週間程度はグッと我慢して、「肝臓にたまった脂肪を使い切ってしまう」ことをおすすめします。

脂肪肝によくないアルコール以外の食品群としては、バターや菓子類、肉の脂身などがあげられます。

バターなどのいわゆる「動物性脂肪」は体脂肪になりやすく、また菓子類に含まれる砂糖は中性脂肪の合成を促しやすいため、過度の摂取を避けるようにします。

脂肪は、肝臓にたまった中性脂肪を消費する観点からその摂り過ぎに注意が必要なものの、栄養摂取のバランスを崩しかねないほどの極端な制限は避けるようにします。

脂肪の性質を踏まえながら、一日のカロリーの2割程度は脂肪から摂るようにします。

食事からの摂取する脂肪のバランスは、動物性脂肪(魚類):動物性脂肪(肉類など):植物性脂肪=5:4:1の割合が最適でしょう。

油の使用量は、1日10g程度を上限にします。中性脂肪を増やす方向に働く「飽和脂肪酸」の多いバターやラードを使うのを控え、血中の悪玉コレステロールを下げる「不飽和脂肪酸」を多く含むオリーブオイルや大豆油に切り替えるのがよいでしょう。

ちなみにコーン油・サフラワー油・ごま油などの「油類」は、アルコール性肝障害によくないとされる「リノール酸」を多く含むため、調理において量を多く使わないようにします。

脂肪肝によいとされるセサミンやアルギニンなどを含んだ「ごま」そのものは積極的に摂取したいところですが、かといってごま油の摂り過ぎはなるべく控えたいところです。

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